子供英語教材「ディズニー英語システム(DWE)」を購入後ほとんどの方が経験するのが、教材を途中で挫折してしまいがちだということです。
なぜDWEは途中で挫折したり、購入したことを後悔したりするのでしょうか?それには色々な理由があります。
我が家の経験からDWEを挫折してしまう理由についていくつか紹介します。
英語を身に着けることがそもそも簡単ではないから
まずは「ディズニー英語システム(DWE)」の教材以前に、英語を身に着けるのが簡単でないからというのが挙げられます。
中学・高校、大学と英語を学びながらも全く話せないことからも英語のコスパの悪さがわかります。
「この方法でやれば簡単に英語が身に着く」というパターンのようなものは存在しません。
ということは子供に英語を覚えさせることは、最初から長期的なプランで進めていく必要があります。
にも関わらずたった数年ディズニー英語システム(DWE)を使っただけで、結果がでないと諦めがちになります。
DWEの教材が高すぎるがゆえに、そう感じやすいのかもしれません。
DWEディズニー英語システムの教材が多く目移りするから
ディズニー英語システムは教材の種類が多く、どれから手を付けたら良いのかわかりにくいのが難点です。
特にフルセット(フルパッケージ)を購入された方はそう感じることでしょう
正規品を購入された方は、アドバイザーさんや電話相談、ファーストステップなどである助言を貰えますが、それでも子供の経過を見ると聞いていた話とは違うことが多いので「本当にこれで良いのか?」という不安にりますよね。
「ウチの子供はその方法ではできない」となっていきます。
そうなると別の教材にしてみようと考えたりして、どれも中途半端な状態になってしまいます。
特に乳幼児の場合は、親が見せたいDWEの教材とは異なる教材を見たがります。そうなるとプランが変わってきます。
ただこの件に関しては、子供が気になった教材があればそれを見せるのを優先させるのが良いと思います。
子供がディズニー英語システム(DWE)に飽きて見てくれなくなるから
挫折の中で一番あるのは子供が全くディズニー英語システムを見てくれないということです。
ある時期になるとDWEに飽きてしまい、テレビの前から離れてしまうことが多くなってしまいます。
これが続くと「教材を続けていても意味があるのか?」といった不安になってきます。
「ウチの子供とは相性が悪いから諦めて中古で売ってしまおうか?」という考えになってしまうという気持ちもわかります。
そうなる人が多いので中古教材が市場に多いのでしょうね。
DWEの教材をかけ流しで覚えられると思っていたから
ディズニー英語システムのDVD/ブルーレイやCDを毎日ある時間かけ流しているだけで英語が覚えられると聞いていたのに、ウチの子供は全然覚えないという方が多いと思います。
実は私の家でもそうでした。
ワールドファミリーが言っている「かけ流しだけで覚えられる」というのは半分正しくて、半分間違っています。
どの部分が間違っているのかというと、教材に興味が出る子供とそうでない子供がいるからです。
前者の子供はそれだけで一気に英語が上達していくでしょう。
しかしほとんどの子供が後者にあたるので、嫌がったりする分インプットの合計時間の最低ラインに達するには時間がかかってしまうからです。
まとめ
英語を身に着けることが難しいということを親は知っているからこそ、ディズニー英語システム(DWE)を購入したという方が多いので、購入後に「あれっ、思っていたのと違うぞ」となれば、挫折しがちになってしまいます。
特に教材が高額な分、魔法のような英語教材だと思いがちですが、実際購入すると「そうではなかった」という後悔になってしまいます。
たまにDWEとの相性が良く一気に吸収し英語を話せるようになる子供(スーパーキッズ)もいますが、この方が少数です。
私の経験から見ると、英語のアルファベットや単語が書けるようになる小学生以上になると、今までぼんやりとおぼろげに聞いていた英語が、はっきりとした英語に変わってくる時があります。
そういう時期がやってくるので、乳幼児の時は土台作り程度に考えていれば良いのではと思います。
幼児期にディズニー英語システムを通してバイリンガル英語を繰り返して聞いているので、ある期間(ワールドファミリー的に言うと2000時間以上)になると、急に理解し始めます。
具体的に書くと、今まで全くわからなかったフレーズが、急に聞き取れるようになり、その中の一部だけがわからないという感じに変わってきます。
そうなると第2段階に進めるように思います。
すぐに結果を求めないで、子供が成人するまでに英語を身に付ければ良いというゆったりした気持ちで続けていくことが挫折しない方法だと言えます。
関連:「ディズニー英語システム(DWE)を飽きずに継続するための工夫」に戻る
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