「ワールドファミリークラブ」のサービスの中にCAP制度があります。
ライトブルーCAPからスタートし、ブルー、グリーン、ライム、イエロー、Pre Graduationと続き、最後に卒業課題をクリアするとCAPの卒業となります。詳しくは下の記事をあわせて読んで見てください。
そのCAP卒業ですが、ワールドファミリークラブの会員である以上、そこが第一の目標だと思います。
しかし、それだけを目標にしてはいけないとも感じているので、今回はその部分を書いてみたいと思います。
もうすぐDWE卒業生になる子供達の英語スピーチを聞いて感じたこと
先日、ワールドファミリークラブの週末イベント「CAPキッズ」に参加しました。
たくさんの子供達が参加する中、CAPイエローを修了しPre Graduationをクリアした直後の子供達も5組ほど来ていました。
その5組に英語でスピーチをしてもらうというのが「CAPキッズ」の冒頭にありました。
残る課題は卒業課題だけなのでさぞかしネイティブ並みの発音なのだろうと期待して聞いてみたところ、思ったよりも発音がよくなかったのです。
もちろん人前で英語でスピーチすることは、想像以上に緊張もしますし準備も必要ですが、それらを取り除いても「さすがもうすぐ卒業生だな」と感じる子供は1人いるかというぐらいでした。
ほとんどの子供達は紙に書いた文章を読んでいるだけですし、先生との英会話でも本当に理解しているのかが怪しいなと感じたのです。
急いでワールドファミリークラブのCAPを卒業する必要はないのでは?
子供向け英語教材「ディズニー英語システム(DWE)」を始めた方は、子供にネイティブの英語力を身につけて欲しいという思いがあるからだと思います。
しかし「幼児期(〜6歳)までにCAP卒業を目標にあげるのは、子供に無理をさせているのでは?」と今回参加したイベント「CAPキッズ」のスピーチを見て感じました。
参加した時はウチの子供はグリーンCAPを卒業して、ライムCAPに挫折しかけていた時期です。
シングアロングやストレートプレイDVD(ブルーレイ)を中心に覚えた英語はやはりネイティブの発音に近いのを、子供の発音から見て感じています。
しかし「CAPキッズ」でスピーチしていた子供達の発音は、明らかにネイティブとは程遠い発音だったのです。
これらを聞いていてがっかりしたのと同時に、「無理して強引に暗記させてCAPを卒業させる必要はないのでは?」とも感じました。
DWEユーザーの最終目標は、子供がネイティブ並みの英語力をつけることです。
なので、CAPを卒業し東京ディズニーランドで卒業式をしてもらうのは、小学校高学年でも良いのでは?と感じました。
本当に英語を理解しての発音と会話、これができていないと卒業というのはどうかなと感じています。
最後に
「CAPキッズ」でのスピーチを聞く前までは「子供と同じ年齢でもうすぐDWEを卒業するってすごい」と感じたものですが、スピーチを聞いて「???」となったので、今回書いてみました。
子供がやりたいと思った時にやるのがベストですが、やる気がない状態で無理をさせる必要はないのかなと。
もちろん子供をやる気にさせるのが一番難しいことですが…。まぁタイミングは重要ですね。
CAPを卒業してしまうと、次の目標に向かっていく必要があります。
それを見つけないと「DWE卒業だけで満足してしまい、次へのステップへのモチベーションに繋がらないのでは?」と感じました。
幼児期と小学生の時期は無理させずに子供ができる範囲で続けていくのが良いのではとも思います。
そして最終的にネイティ並みの発音でCAPを卒業し、先生とコミュニケーションが取れることがベストだなと感じました。