いつもはDWEディズニー英語システムや子供の英語力アップについて書いていますが、今回は子供と大人に共通する話です。
ある程度英語を勉強している方で、なかなか身についてこないという方向けの内容になります。
「英語は簡単に上達するものではありません」と書いてしまうとタイトルと違うと言われそうですが、「簡単」ではありませんが「短期間」に上達させることはできなくはありません。
基本的には長期間ゆっくりと上達していくのが英語だと思っています。というのは「大の大人がこれだけ努力しても中々身につかないから」です。
上達するのが難しい英語ですが、それをどうやって「短期間」で習得していくことができるのでしょうか?
それには環境というものが大きく関わってきます。英語を短期間で上達できる環境づくりについて紹介します。
※この話はTOEICや試験、資格対策の話ではありません。聞き取れるようになり、それに返答していく英会話ベースの話です。ご注意ください。
英語でしか話せない環境を作り出す工夫が必要
短期間で英語を上達させるのは難しいことですが、決してできないというわけではありません。
そのためには日常生活を英語しか使えない環境下におくことが必要です。いくつか例を見ていきましょう。
ネイティブの先生による英会話教室
まずは簡単に環境を作れるのが「英会話教室」です。英会話教室は1回60分ぐらいしかありませんが、その時間だけでも英語しか話せないという環境を作ります。
教室によっては最初と終わりは日本語を話したりできる場所もありますが、最初から最後の挨拶まで英語で続けることが必要です。
もしそういう英会話教室に通っていないのであれば、費用がかかるかもしれませんが、ネイティブの英語の先生の英語オンリーの教室に変更しましょう。
どの場面でも英語を話さなければいけないという環境をつくります。
スカイプを使ったオンライン英会話レッスン
家の近くにネイティブの先生による英会話教室が無いという方は、パソコンやタブレットでスカイプを使ったオンライン英会話レッスンもおすすめです。
ネイティブの先生による英会話教室はかなり高い値段で通うのが難しいのですが、オンラインの場合はまだ少し続けやすい価格になっています。
最初は恥ずかしいのですが、これはすぐに慣れました。子供の方がすぐに適応できると思います。
移動する必要がないので、継続しやすい環境だと思います。
外国人と会話できる機会があれば積極的に参加する
英語を話せる機会が仕事であれ、学校であれ身の回りにあるのであれば、コミュニティやグループなどに積極的に参加していきましょう。
会社であればそのグループに所属できるように工夫するとか、学校なら英語のサークルに入るとか、子供なら土曜学校に通うとかなど。
もちろん上で紹介した「英会話教室」や「オンライン英会話」を続けながら、その経験を踏まえて会話していきます。
場数を踏み経験を積み上げていきます。一度経験すると、次から「どう話そうか」という日々の考え方や改善ができます。
海外語学留学する
英語しか使えない環境と言えば、海外語学留学するのが一番です。これが一番最短で英語を話せるようになりますよ。
私はイギリス留学をし、周りに日本人がいない誰も助けてもらえない環境で、必死に英語を話せるように勉強した経験があります。
そのおかげで今でも発音はヘタですが、英語を「パッ」と浮かんですぐに話すことができるようになりました。留学時に友達ができると帰国後もスカイプで話せるので英語がより上達しますよ。
この経験があるので、英語しか使えない環境をできるだけ作り出すということが必要だと実感しています。
これが一番おすすめですが実現させるのが難しいので、今できることは子供ならいい年齢(タイミング)で実現させてあげるとか、学生なら長期休暇中までにお金を貯めるなど準備をしておきましょう。
ウチの子の場合は小学校高学年で留学させられるよう今から貯金をしています。
※周りに日本人がいると英語を話すというのが必然ではなくなるので、日本人ができるだけ少ない留学先を選びましょう。
まとめ
上で紹介した以外でも移動中は英語アプリや、家でも英語しか使えない環境(子供ならDWEなど)、英語しか使えない環境づくりを一つでも多く行っていくことが必要です。
- 日常生活で英語しか使えない環境を作り出す
- 一対一で話せる環境にする
- 積極的に英語を話す経験を増やす
- 外国人と話せる機会があれば、積極的に参加する
- 熱中すると楽しめる
- 発音や文法は気にしない。最初は単語だけでもいい
熱中できると時間を忘れてしまいます。好きな事が英語であるというぐらいになれるように1週間のうちにたくさん英語を話す、スピーキングの機会を作りましょう。
英語を話す時は発音や文法が気になって、会話できないというのがあります。
私もそうでしたが、ネイティブの方と一対一で話すと自分以外は誰も助けれもらえない環境になるので、何とか話を返そうという努力をするようになります。
そうなるともちろん最初は間違った返答をしてしまいますが、その第一歩が重要です。
それを暫く繰り返していると、恥ずかしくならなくなります。私はイギリス留学時にそうなったことで次へのステップに進めました。
文法や発音がおかしくても気にならないというぐらいになれば、より英語が上達していくと思います。