幼児向け英語教材「ディズニー英語システム(DWE)」の中に「トークアロングカード(Talkalong Cards)」という教材があります。
プレイメイトという器械にトークアロングカードを通すことで単語とその単語に含まれているフレーズが流れるカードです。
トークアロングカードの内容については下の記事を読んでみてください▼
今回はトークアロングカードの具体的な使い方について詳しくご紹介します。
トークアロングカードの使い方
トークアロングカードは基本教材であるシングアロングカード、ストレートプレイ、DWEブック(絵本)と平行して使っていく教材です。
プレイメイト/プレイメイトエアーに通し英単語とセンテンスを覚える
トークアロングをプレイメイト/プレイメイトエアーの器械に通すことでその単語とセンテンスが流れます。
単語はストレートプレイに出てくるものばかりなので、それに対応するカードだけを集めて、その話に出てくる単語を覚えるために使います。プログラム番号に対応。
ブルー、グリーン、ライム、イエローと大きく4つに分かれているのはDVDと同じ。最初は簡単で最後になればなるほど難しくなっています。
全部で510枚あります。
まずはトークアロングカードの表側から始めましょう。カードの絵の単語とその単語のフレーズを聴きながら、同じ単語を発声します。
また2回目は質問をしてくることもあるので、それに子供が答えることもできます。
例えばBookの場合は、「Book、This is a book」と言う時もあれば「What's this?」聞いてくる場合もあるので「It's a book」と答えるといったものです。
ストレートプレイの単語だけを集めて聞く以外には、自分の好きな食べ物や動物、部屋の道具など、あるグループで集めて使うのもいいでしょう。
まずは子供がすぐにわかる簡単な単語から少しずつ始めてみてください。
子供が少し大きくなり、ワールドファミリーのキャップを応募する場合は、このトークアロングカードの発音を課題として応募する必要があるので、その時にも活躍してくれます。
ブルー、グリーン、ライム、イエローごとに使う
トークアロングカードはブルー、グリーン、ライム、イエローと言うレベルごとに分けられています。
シングアロングやストレートプレイのブルーをかけ流ししているのであれば、トークアロングカードも同じくブルーのカードを使いましょう。
するとブルーに出てくる英単語やフレーズを覚えることができます。
次回からシングアロングやストレートプレイをかけ流したら、覚えた英単語、フレーズを口ずさめるようになっていきます。
トークアロングカードも他の教材と同じように、連動した教材の一つです。
DWEブック(絵本)に載っている単語と並行して使う
DWEブック(絵本)にはシングアロングの歌以外に、余白のところに歌に使われている英単語が載っています。
その英単語を覚えるのにトークアロングカードが役立ちます。
並行して使うようにしましょう。
子供がDWEトークアロングカードを使いこなすのが難しいのが難点
子供を見ているとトークアロングカードを1人でやりたがるという場面を何度も見かけますが、実際に子供がプレイメイトにトークラロングカードを通した場合、単語などが流れないということが多いのです。
トークアロングカードの下側にバーコードが付いていて、それが読み取り機にあたることで、その単語やフレーズを発音してくれます。
しかし、バーコードが綺麗にその場所を通らないと発音されません。子供の雑な通し方ではトークアロングカードはならないことが多いのです。
その為、結局は親が通してあげないといけないので、なかなか活躍させにくい教材の一つですね(苦笑)。
これは本当に残念。あのカードを通すということが単語を覚えるために重要なのですが、実際のところ使いこなすのが難しいのです。
※この内容はリニューアル前のプレイメイトのデメリットの話です。リニューアル後のプレイメイトエアーはこのデメリットが解消されました。
子供が自分でトークアロングカードを使いこなせない時は親が通してあげる
子供が1人でトークアロングカードをならせない場合や失敗が多い場合は、親がプレイメイトの後ろ側に移動しそこからトークアロングカードを通す担当になりましょう。
子供はプレイメイトの前に座り、カードの絵を見るように指示し、後は親がならしたトークアロングカードで聴いて発音するようにすると使いこなすことができます。
※この内容はリニューアル前のトークアロングカードを持っている方向けのデメリット解決法になります。
DWEトークアロングカードの具体的な工夫
トークアロングカードは全部で510枚あります。かなりの枚数なので、毎日枚数を決めて音声を聞くようにしましょう。
日課にしてしまうと、それが当たり前になります。子どもが「今日トークアロングカードを使ってないよ」と言ってくるようになったら成功。
我が家は毎日5枚だけ音声を聞くようにしています。のんびりと1週間単位で交代させています。
色々試した結果このサイクルに落ち着きました。
この1週間というのは結構効き目があって、カードの絵を見るだけで次に何を言うのかを間違いなく暗記できます。これぐらいのゆったりペースが良さそうです。
この枚数は1日1枚でもいいですし、3枚でもいいです。子供が嫌がらない範囲で枚数を決めましょう。
また晩御飯の後など、時間帯も決めるのが良いと思います。子供が疲れていない時間帯を選びましょう。
ワールドファミリークラブショップで売っている「TAC壁掛けホルダー」はよくできています。毎日学習するカードを挟んで見せることができます。
自作(内職)できそうですが、意外と似たようなサイズのものが無いので、我が家はまだ実現していません。
DWEトークアロングカードで発音を録音できる
トークアロングカードを裏返して通すことで子供が一緒に発音した声を録音することができます。
録音したい時はオレンジ色の矢印を真っすぐにすると録音することができます。録音した声を聴くときは再び矢印を戻しましょう。
トークアロングカードの音声と一緒に発音するのもいいですし、少し音声を聞いてから発音しても録音されます。実際に聴き比べすると上達していきますよ。
付属のミッキーのマイクをマイク端子にさすとよりきれいな音声で録音ができます。キャップの課題応募の時はマイクを使うと良いでしょう。